防災・避難用品カタログ 2023
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参考資料●国立研究開発法人 防災科学技術研究所防災科学技術研究所は災害に強い社会の実現を目標に、防災のための科学技術の研究に取り組んでいる文部科学省所管の国立研究開発法人です。●逆L字型のグラフ例見本は東京都庁周辺を診断したハザードカルテhttps://www.j-shis.bosai.go.jp/labs/karte/5総合評価診断した土地の地震危険度の「総合評価」を記したグラフ(レーダーチャート)です。レーダーチャートの面積が大きいほど、地震ハザードが高いと評価されている場所であることを示しています。表層地盤表層地盤に関する地点情報です。ゆれやすさ全国上位〜%」に示される値が小さいほど、全国の中で比較的揺れやすい地域であることを示しています。深部地盤深部地盤に関する地点情報です。グラフが「L字型」を描いている方がより深いところまで地盤が軟弱なため揺れやすく、「逆L字型」に近い形だと硬い地下構造といえます。●L字型のグラフ例評価地点情報診断した地点の位置や標高・人口などの情報が表示されています、地図上の星印は、評価地点が含まれる都道府県または島内における位置を示しています。30年、50年地震ハザード確率論的地震動予測地図の地点情報です。今後30年、50年間にある震度以上の揺れに見舞われる確率を示しています。ハザードカーブと影響地震カテゴリー診断地点における、全ての地震とカテゴリー別(海溝型巨大地震、海溝型不特定地震、陸域浅発地震)の地震のハザードカーブと、代表的な値を示します。長期間平均ハザード長期間が経過した際に1度は各値の震度の地震が発生する可能性を示しています。この表では「1000年に1度は震度6強の地震が起きる場所」ということになります。あなたの街の地震危険度を診断できます。地震ハザードカルテ(                   )防災科学技術研究所が公表している「地震ハザードカルテ」は各地点の地震ハザード(危険)情報をまとめたもので、任意の地点を検索して、その場所に関する地震危険度を健康診断の結果通知書のように一覧表示することができます。30年以内に発生する地震が震度5弱以上となる確率や、1000年に1回程度は起こるとみられる巨大地震の規模、表層や深部の地盤が軟弱か否かなどの情報と、それらをまとめた総合評価の情報を閲覧することができます。カルテの内容についてはトップページから「地震ハザードカルテの見方」にアクセスすれば見方や用語がわかりやすく説明されています。自分の家や会社がある地域がどのくらい地震危険度が高いと診断されるのか調べてみてはいかがでしょうか。診断したい地点をマーキングするか、もしくは検索窓に住所か場所のキーワードを打ち込んでから、「診断する」をクリックするとその地点を含む250m四方の地域のハザードカルテが表示されます。あなたの住んでいる地域にはどんな危険があるか知っておき 

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