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生地における防炎について

2015年07月01日  縫製工場 発

一口に「防炎」といっても、大まかに「難燃」「防炎」「不燃」の三つを総称して「防炎」と呼んでいます。この三つに共通する定義は「燃え広がりにくく、火元がなくなれば自己消火する」であり、決して燃えないということではありません。

では三つの相違を説明いたします。

炎 「難燃」は原料である紡糸自体が燃えにくい性質のもの、または燃えにくい性質にしたものを織って生地にしたもの。原料としては難燃ビニロン・難燃ポリエステル・アクリル系などがあります。特記すればアクリル系は一般のアクリルとは別物で、「系」のつく場合は難燃性を保持したものになります。当工場ではカネカロンの毛布やエプロン、ブレバノ防災服が該当します。

「防炎」は燃えやすい綿などの生地にリンまたはハロゲン系化合物の防炎剤を生地にコーティングして防炎性を持たせたもの。欠点としてコーティング方法によって差はありますが、洗濯等でコーティングが落ちてなくなれば防炎効果がなくなります。当工場で以前販売していたプロバン防災服が該当します。

「不燃」は燃えないと書きますが、やはりこれも燃えないのではなく、イメージ的には「すごくすごく燃えにくい」って感じです。繊維に携わる者は「燃えぬけない」と表現することもあります。不燃素材ではアラミド繊維が有名で、物性的に耐熱性も高く通常の炎では着火せず、消防士の消火服などにも用いられています。コーネックス(帝人)・ノーメックス(東レ)などの商品名で流通しております。

最後に(公財)日本防炎協会が発行する防炎マークについてお話いたします。

店舗や公共施設などのじゅうたんやカーテンをはじめ各種の防炎製品・物品に防炎マークが付いていることがあります。このマークはアイテムごとに規定された厳しいテストに合格した物にだけしか発行されません。このマークが付いているかを一つの安心材料とされてはいかがでしょうか。当工場の商品のいくつかはこのマークを取得しております。

防炎ラベル



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