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生地の防水について

2014年11月27日  縫製工場 発

生地の防水には「耐水(たいすい)」と「撥水(はっすい)」とに大きく二つに分類することが出来ます。
ここで耐水と撥水の違いについてお話させていただきます。

まずは「耐水」についてですが、生地の隙間から水が中に入り込まないようにシート樹脂等で物理的に隙間を埋めてしまうのが、耐水です。
これは完全に水を浸透させないという長所があるのですが、逆に汗などの体内から出る水蒸気を外に排出できないという欠点があります。簡易の雨がっぱなどがその一例です。最近では耐水に加え微細孔による透湿性を併せ持ち、蒸れの改善を図った製品も出ています。一般では防水と言うと耐水のことを指すことが多いようです。

次に「撥水」についてお話します。
撥水は文字通り水をはじくことにより水の入り込みを少なくする加工です。撥水は耐水より透湿性を大きく確保出来るのが特徴です。撥水方法として (1)細密起毛による撥水、(2)撥水剤による撥水の二つに分けることが出来ます。
サトイモの葉(1)はサトイモの葉の水玉の原理とおなじで、生地の表面に細密な起毛を施すことにより撥水効果をもたらします。登山用のレインウェアーなどに使われております。
(2)は一般的な撥水加工でフッ素やシリコン系の撥水剤を生地表面に添付することによって撥水効果を得ます。この方法ですと1回~数十回の洗濯で効果が低下します。撥水効果が低下した場合はクリーニング店の撥水加工も有効ですが、市販のスプレーを噴霧しその後に低温アイロン掛けすることで撥水効果が回復します。



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