お知らせ

2022年12月20日 

今年(２０２２年)の夏は「白」を基調とした洋服が流行りました。

アパレルショップを覗いても、白い洋服がショップの前列に陳列され、清涼感のある夏でした。

ではどうやってトレンドカラーを決めているのでしょうか。

ここで登場するのが「国際流行色委員会」(通称：インターカラー)。ファッションの本場フランス・イタリアをはじめ多くの国が国際流行色委員会に加盟しており、日本は「日本流行色協会」を通じて参加しております。

流行色の決め方はどのような感じかというと、２０２３年のトレンドカラーなら春夏ものは２０２１年６月、秋冬ものは１２月に加盟国より推奨色を持ち寄り議論の末、2年後の複数色のトレンドカラーが決定されます。決定されたトレンドカラーは各国が持ち帰り、日本の場合1年後までにはどのトレンドカラーを取り入れるか、どんなアイテムにするかを考慮し、サンプルを製作。2年後の販売時期までには間に合いようにデザインの決定、生地の発注、縫製量産を仕掛けます。

2023年の春夏のトレンドカラーは「やさしさに包まれる黄色」(色名：ルミナスイエロー)のようです。